デザイナーの佐藤オオキさんをご存知でしょうか。
いま注目のデザイナーで、私が知ったのは漫画家 松井優征さんとの対談番組でした。
その二人がひらめき教室 「弱者」のための仕事論 (集英社新書)
考え方一つ一つが面白いなぁと思って、ネットで動画を探して色々見ました。
下に彼の出演番組を載せておきます。
卒業旅行で行ったイタリアで、ミラノサローネというデザイン展覧会で、世界中の人のデザインを見て、こんなことをしても良いんだ!と思った。
また、凄いアイディアの人たちがいて、自分は敵わないと思った、そして、ちょっと目線を変える、日常にあったらいいな。というように、少し変化を生み出す考え方になっていった。
理想はドラえもん!小さいころに読んでいたドラえもんの影響が大きいらしい。
困ったのび太に、問題を解決するアイテムと、のび太でもわかる名前。
しかし、その道具にも短所がある。
佐藤さんはデザインには短所がないとダメだという。完璧は面白くない。不完全が面白い。
そして、長所を伸ばしていく考え方をする。
他には、隙間はアイディアの宝庫と言っている。
例えば、椅子と机。
椅子っぽい机、机っぽい椅子。
今までの使い方じゃない椅子。
そんなふうに、椅子とは、机とは、そういう輪郭やモノ同士の隙間に色々なアイディアがある。
面白いと思ったのはここで、私は今まで、何かと何か大きなアイディアの方がインパクトがあっていいと思っていました。
でも、斬新すぎるアイディアは人には受け入れがたい。むしろ、今あるものに少し変化がある方が、受け入れやすい。
デザイナー佐藤オオキとクリス智子がナビゲートする81.3J-WAVEのラジオ番組