コーチングについて色々本を読んでいるのですが、その中で分かりやすい本を見つけました。
この本は子供を育てるのにコーチングの上手い活用法を紹介しています。
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■親はサポート役に徹する
- ヘルプ :本人の能力を遥かに超えているとき
夜遅くの塾の送迎 - サポート :子供のできることを増やす
歯磨き
子供の力をつけさせるために、余計なヘルプを減らし、サポートを増やす。
子供のやりたいという気持ちを尊重します。
自分で考えて問題解決していくことが大切です。。
■子どもの才能を開花させるコーチ力
親が知っているべきこと
- 子供ができる力をもっていること
- 子供自身がもっとよくなりたいと思っている
- 子供のやりたいことが達成まで待ち、必要なサポートは何でもする
これらは、愛してるというメッセージにもなり、自己肯定感にもつながります。
■やる気は内から生まれる
誤解の2つの種
- 褒めることはいいこと → 褒められるて動く種
褒められるために行動するようになってしまいます。 - 叱ることがしつけ → 叱られて動く種
子供を思い通りに動かしていませんか。
叱られた子供は、自発的に動こうとはせずに、怒られてから動こうとしてしまいます。
上記2つの種は、外からの動機づけ
「良い子ね」というのは、言うことを聞けば、あなたを好きでいてあげる。
その結果、褒められるように頑張るようになります。
叱られると、叱られないように常に気を張って行動するようになります。
■本当のやる気とは
本当のやる気は、内から湧きます。それは、人の役に立つ喜びです。
それが健全な動機です。
そのやる気はどうしたら生まれるのか。
子供が自分で行動したくなるのは、相手の気持ちを聞かされたときです。
つまり、親の気持ちを素直に伝えることが大事です。
手伝いには感謝を伝えること。
ex
「お母さん料理で忙しいから、○○ちゃんが手伝ってくれて助かるわ」
このとき、主語である親を入れることに注意してください。
私は、「理由」があって、○○ちゃんにしてもらって嬉しい。
他には、私は、○○ちゃんが弟の面倒を見てくれていて、ありがとう。
まとめ
コーチング、アドラー心理学に共通するのは、人との関係で、上下の関係ではなく、平行の関係です。
子供、大人にかかわらず、同じ人として、感謝をベースにコミュニケーションをとることが重要だということが分かりました。
この本はイラスト付きで、すごくわかりやすかったです。